肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨剥がしとは簡単に言うと肩甲骨の周りに付いている固くなっている筋肉をほぐし緩めてあげる手技になります。
まず肩甲骨やその周りの筋肉はどういう動きに関与しているのか、肩甲骨周りの筋肉がなぜ重要なのかお話しさせて頂きます。
肩甲骨と体幹を繋ぐ骨は鎖骨しかありません。しかしそれだけでは肩甲骨が支えられるわけがありません。そこで支えるのに重要なのが肩甲骨周りの筋肉になっています。
肩甲骨は肩を上に上げる、下げる、内側に引き寄せる、外側に動かす、腕を上げる、腕を後ろに回すなど日常生活で必ず必要である動作に関わっています。
なので肩甲骨周りの筋肉が硬いと上記の動きが悪くなります。
肩甲骨剥がしは自分でできるストレッチ方法や整骨院などでプロがやっている施術様々ものがありますが一度チェックしてみてください。
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肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
肩甲骨周りの筋肉が硬くなる理由で患者様からよくあるのが普段肩を動かすことが少ない、同じ姿勢でずっと作業することが多い、胸の前の筋肉が硬いなどの理由が挙げられます。
デスクワークや勉強をしていると時間を忘れ、気づくと1時間以上同じ姿勢でいるということはよくありますよね。
そんな方に肩甲骨の周りが固くなると何が起こるのかご説明させて頂きます。
肩甲骨まわりが固くなるとまず肩、首、背中の筋肉が硬くなります。硬くなったことでコリにつながり、肩周り全体の血流が悪くなり頭痛や吐き気を引き起こすことがあります。
また上半身姿勢が悪くなる原因で1番多いのが肩甲骨周りの筋肉が硬くなっていることです。
姿勢が悪くなると頭痛や吐き気だけではなく動作の不調が現れます。肩を上げずらい、胸が張りずらい、息がしづらい、ブラジャーのホックが付けられない、髪の毛が縛れない、な様々日常的に使う動作が出来なくなってしまいます。
普段何気なくしている動作は本当にしっかり動かせているのでしょうか?一度自分で確認してみてください。
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肩甲骨はがしをするメリットとは?
先程お伝えした通りですが肩甲骨周りの筋肉をほぐしてあげることで肩、首、背中の違和感やコリが解消されます。肩甲骨が外側に引っ張られている方(背中が丸い方)は姿勢が良くなり、息のしやすさが変わってきます。
肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞があり周辺の筋肉を緩めてあげることで脂肪燃焼効果を上げることができます。身体の中でもある場所が少なく、年齢とともに減少していく細胞なのでこまめに刺激を与えていくことが大切になってきます。
肩甲骨周りのストレッチで痩るというのは沢山のSNSや本で見かけますよね。
でも本当に痩せた人を周囲でみたことがありますか?
本やSNSのストレッチ方法をみて一度はやってみたことはあるとは思いますがそれがちゃんと続くかどうかが問題になってきますよね。
肩甲骨を効率よく短期間でよくしたい方はぜひ相談してください。
日常生活のたくさんの動作の動かしやすさを実感して頂けると思うので一度受けてみてくださいね。
自分でできる肩甲骨はがし
自分でできる肩甲骨はがしとはテニスボール等で肩甲骨と床との間にサンドした状態で転がることにより肩甲骨を動かすことができます。これにより肩甲骨についている筋肉をはがしていく効果が得られます。また、肩甲骨には肩を上げる筋肉がたくさんありますので単に緩めるだけでなく、肩甲骨を動かしていく必要があります。肩を上げるのは皆さんできる方が多いですが後ろから肩を上げるためには背筋を伸ばした状態で肩をゆっくり前後に揺さぶるだけで筋肉の硬さを改善できます。イメージとしては水泳のクロールのような形で肩を動かすことにより肩甲骨の動きを活性化できますのでお家で空いた時間で意識することが求められます。また四十肩や五十肩の方でも方を90度以上上げる動作ではなく力を抜いた状態でのものになりますので、肩に負担をかけることなくできます。一番アプローチする場所は肩甲骨の外側に筋肉がたくさん付着する場所がありますのでそのところをゆっくり動かすことが予防につながります。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の肩甲骨はがしでは肩甲骨の内側、外側を緩めるだけでなく三角形の形をした肩甲骨全体にアプローチをかけます。特に肩甲骨の内側には代謝を上げる細胞が多く含まれておりこの冬には体温を上げて血流循環を良くする方には必要な治療です。また肩の可動域が悪い方、肩こり首コリがつらい方は肩甲骨に付着している筋肉が硬いことにより肩が正常な動きにならずに背中や肩こりのつらくなる筋肉で負担していることが多いので、一度受けてみるのが最適です。肩甲骨はがしというとものすごく痛いイメージがありますが当院の肩甲骨はがしははがしというより肩甲骨を動かしていくものになるので、痛くさせて筋肉の緊張が強くなること、おもだるさが出ることは少ない治療になります。