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こんなお悩みはありませんか?

野球肩・野球肘_イメージ1

投球時に肩や肘が痛む
肘や肩がしびれる
肩の可動域が狭くなる
肘の内側に熱感がある
肘の曲げ伸ばしがしにくい

これらの症状でお悩みの方は、適切な処置が必要です。上記のように、投球時の肩や肘の痛みは野球肩や野球肘の可能性があります。野球肩とは、投球動作によって肩甲骨周りに付着する腕を動かす筋肉を痛めてしまう症状です。投球動作や腕を挙げるといった日常動作で痛みを訴えることが多いとされています。野球肘とは、投球動作によって肘の内側に痛みを生じる症状です。主に肘の内側に付着する指や手首、肘を動かす筋肉を痛め、投球動作や物を掴むといった動作で痛みを訴えることが多いとされています。このような症状がある際は放っておかずに早めに医療機関を受診することが大切になります。

野球肩・野球肘について知っておくべきこと

野球肩・野球肘_イメージ2

野球肩と野球肘とは、投球動作によって引き起こされる肩や肘の障害です。野球肩の発生は15、16歳、野球肘は11、12歳頃が好発年齢と言われています。その理由として、大人と子どもの骨格の違いに原因があります。子どもは成長線など軟骨が多く、それらは強度が弱いという特徴があり、投球時にこの強度の弱い軟骨にストレスが集中すると障害が生じます。
体が大きくて筋力のある子どもでさえも、骨格はまだ完全に大人になりきれていないためです。野球肩は、肩関節に過度の負担がかかることによって生じる障害の総称です。
特に投球動作の繰り返しが原因で、肩の腱や靭帯に損傷を与えることがあります。症状として、投球時に肩の前方、後方、または上部に痛みを感じたり、肩を動かす範囲が狭くなり、腕を上げることが難しくなる場合があります。
また、安静時に痛みが強くなり、寝ている間に痛みがひどくなることがあります。野球肘は、肘関節に繰り返しのストレスがかかることで起こる障害です
。特に投球動作において、肘の内側や外側に負担がかかり、腱や靭帯にダメージを与えることがあります。また、投球を繰り返し行うことで、肘関節の靭帯や筋肉が疲労し、炎症を引き起こします。
また、肘を曲げ伸ばしする際に、肘の内側や外側の痛みを感じることがあります。症状が進行してしまうと腫れてしまったり可動域制限がかかることもあります。その影響により、投げる力が落ち、ボールのスピードや精度が低下することがあります。どちらも予防や対策としては、ウォーミングアップやストレッチ、肩や肘を支える筋肉を強化することで、関節への負担を減らすことができます。
特に肩周り、腕、背中の筋肉を鍛えることが大切です。投球フォームを見直し、無理な負担を肩や肘にかけないようにすることが大事です。
そして、長時間の投球や無理な練習は避け、十分に休養を取ることが予防に繋がります。
無理にプレーを続けると、症状が悪化して再発することもあるため、焦らず施術とリハビリを行うことが大切です。
これらの知識を持って、適切に予防し、早期に対処することが、野球肩や野球肘を防ぐための最善策です。

症状の現れ方は?

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野球肩や野球肘は、特に野球選手に多いスポーツ障害で、投球動作や繰り返しのストレスによって発症することが多いです。これらの症状の現れ方について説明します。野球肩は、肩関節に過度な負荷がかかることで起こる障害です。
特に投球動作の繰り返しによって、肩の腱や靭帯に損傷が生じます。主な症状として、投球時や肩を動かした際に、前方や後方、上部に痛みを感じたり、肩の可動域が制限され、腕を上げる動作や後ろに引く動作で痛みを伴う場合があります。また、夜間痛や、投球時や日常生活で肩に力を入れると痛みが強くなり、腕の力が弱く感じることがあります。
野球肘は、肘関節に繰り返しのストレスがかかることで生じる障害で、特に投球動作に関連します。肘の内側や外側に痛みが生じることが多いです。もし症状が出た場合は、早期に医師の診断を受け、無理をせず施術を行うことが重要です。

その他の原因は?

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野球肩は肩の使い過ぎ、特に投球による負担が原因で起こります。悪い投球フォームや肩よりも腕を上に上げて投げる動作を繰り返すことで起こりやすいと言われています。
肩や肩甲骨の柔軟性不足のほか股関節や体幹の柔軟性も原因となることがあります。また野球肘は球を早く投げることや投球数が多いことが原因で起こります。
野球肩と同じく肩や肩甲骨の柔軟性、股関節の筋力も要因となる他、体の前に腕を出すような投げ方、担ぐ・撫でるような投げ方、肩と肘のバランスが悪い投げ方等投球フォームの不良も原因となります。投球動作では肩甲骨の動きが大切になるため猫背などの日常の姿勢不良も大きな要因となります。

野球肩・野球肘を放置するとどうなる?

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野球肩を放置すると運動時はもちろん日常の生活にも支障をきたします。肩につながる腱・関節の軟骨・肩を通る神経の損傷を起こすことで肩関節が不安定になったり固まって動かしづらくなることがあります。
また、骨が棘のように変形する骨棘や骨の末端が剥がれるような変形をすることもあり、手術が必要になったり後遺症が残る場合があります。
野球肘を放置すると関節の軟骨が一部剥がれることで曲げ伸ばしに制限ができる他、肘を支えている靱帯の断裂、指先の痺れを引き起こし重度の場合手術が必要になります。
野球肩・野球肘どちらも初期症状では投球動作の制限やストレッチによって症状の軽減が期待できます。しかし放置し重症化することで手術の必要性や後遺症が発生するため放置せず早期に施術することが大切です。

当院の施術方法について

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野球肩・野球肘に対する当院の施術としては、肩甲骨周りの可動域を広げる肩甲骨はがしや、大胸筋など肩周りの大きな筋肉に対してストレッチを行う猫背矯正、上半身の血流循環を良くする血流促進プログラムなどがあります。野球肩・野球肘の原因は肩関節や肘関節に繰り返しかかる負担だと言われています。
特に小・中学生などのまだ骨格が出来上がっていない年代に多く見られるため、大胸筋などの関節に付着する筋肉に対してストレッチを行う猫背矯正や関節可動域を広げる肩甲骨はがしが当院の野球肩に対する施術となります。
野球肘に関しては前腕の筋肉の緊張など関係してくるため、そこにアプローチできる血流促進プログラムが当てはまります。気になる方はぜひ一度ご来院ください。

軽減していく上でのポイント

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軽減していく上でのポイントとしては、オーバーユースによることが多いため投球数を減らしたり、間隔を開けて投げたりとなるべく関節に負担がかからないようにすることが大切です。
それに付属して関節周りの筋肉の柔軟性を高めることも大切になります。筋肉自体が硬い状態で投球を繰り返せば関節にかかる負担は大きくなっていってしまうためリスク軽減のためにも柔軟性は大切となります。
また、関節に負担をかけた場合はアイシングで関節や筋肉を冷やしてあげることも必要です。関節や筋肉は繰り返し動かしていると内部で熱を持ち、疲労と共に損傷しています。
自然回復もしていきますが、放置にしたままを繰り返していると野球肩・野球肘に繋がってしまうため関節や筋肉を使った後の体のケアがとても大切です。