片頭痛
こんなお悩みはありませんか?
皆さんはこのようなお悩みはありませんか?
頭の痛みがズキン、ズキンと脈を打つように痛む(拍動性)
頭痛の持続時間が4~72時間と比較的短い
頭痛が始まると、寝込んだりして生活に支障をきたしてしまう
頭痛が原因で吐き気がしたり、吐いたりしてしまう
頭痛で発作が起きると、光や音が耐えられなくなったり、暗いところへこもってしまうようなことがある
上記でお悩みの方は片頭痛かもしれません。
血管が拡張することでズキズキとした拍動性の痛みが生じるのが片頭痛です。主にこめかみから目の辺りが発作的に痛み、痛みの発作は 4時間~数日間続きます。片側に現れることが多いですが、両側から痛むこともあり、痛みが起きると、光や音、においに敏感になることがあるのが特徴です。
女性ホルモンと関連があるため女性に多く、20~40代女性に起こりやすい頭痛とも言われています。
片頭痛で知っておくべきこと
片頭痛について知っておいていただきたいことを5つご紹介します。
1. 薬による頭痛(薬物乱用性頭痛)
頭痛薬の飲みすぎによる頭痛はあまり知られていませんが、頭痛薬を常用している方の約30%は薬をやめることで症状が軽減すると言われています。
2. たばこ
片頭痛をお持ちの方がたばこを吸うと、脳卒中のリスクが3倍になるため注意が必要です。
3. 肩こり
肩や首周りの筋肉の緊張が高まり、血流障害や神経痛を引き起こすことが原因と考えられています。緊張型頭痛では肩こりなど筋肉の緊張が原因となる場合も多いため、日本頭痛学会が推奨する頭痛体操を試してみるのも良いでしょう。
4. ストレス
片頭痛は精神的ストレスだけでなく、寝不足などの肉体的ストレスや気圧・気温の変化によっても引き起こされます。ゆっくりお風呂に浸かるなど、リラックスできる環境を整えることを心がけましょう。
5. 食事・飲み物
血管を拡張・収縮させる成分であるポリフェノールやチラミン、亜硝酸化合物は、オリーブオイル、ワイン、チーズ、ハム、チョコレート、ナッツ、ソーセージ、柑橘類に多く含まれています。また、エナジードリンクやコーヒーなどに含まれるカフェインは、少量であれば問題ありませんが、毎日大量に摂取するとカフェイン中毒となり頭痛を誘発することがあります。これらの飲食物で片頭痛が誘発される場合は、摂取を控えることをおすすめします。
上記のポイントを知っておくことで、片頭痛の予防や対策の参考にしていただければ幸いです。
症状の現れ方は?
一般的な症状として、吐き気や嘔吐を伴う場合や、光や音、においなどに敏感になることが挙げられます。これに加えて、激しい頭痛を感じる状態になることがあります。ズキンズキンと拍動するような痛みが特徴的とされていますが、人によっては拍動性ではない痛みも見られるため、拍動性の痛みだけで片頭痛と判断するのは難しいと言われています。
「片頭痛」という名称の通り、片側の頭痛が特徴的ですが、場合によっては両側に痛みを感じることもあります。ただし、多くは片側の頭痛となることが一般的です。
症状が重い場合には動くのが困難と感じたり、仕事や日常生活に支障をきたすほど強い頭痛が現れることもあるため、注意が必要です。
その他の原因は?
原因については完全に解明されていませんが、主に複数の誘因が重なり神経系を刺激することで痛みを引き起こす物質が分泌され、炎症や血管の収縮・拡張が起こり、それに伴って頭痛が生じると考えられています。
引き金となる誘因としては、遺伝的な要素や外的なストレス、睡眠不足や寝過ぎ、アルコールの過剰摂取、暴飲暴食などによる生活習慣の乱れなど、さまざまなものが挙げられます。人によって要因には個人差があり、どの要因が片頭痛のきっかけとなるかは異なります。ただし、これらの要因が複数重なることで片頭痛が引き起こされるケースが多いとされています。
なるべく一人で解決しようとせず、専門の医療機関に相談することが大切です。
片頭痛を放置するとどうなる?
片頭痛の痛みの期間は、通常4〜72時間程度と言われています。頻度には個人差があり、月に1回や週に1回など様々です。
放置していても痛みが和らぐこともありますが、片頭痛を繰り返し引き起こすと、痛みの頻度がだんだん増えていき、慢性片頭痛に進行することがあります。慢性片頭痛は、月に15日以上の頻度で3ヶ月を超えて起こる片頭痛を指します。この段階まで症状が進行すると、市販の鎮静剤などでは効果が出づらく、施術も難しくなるため、進行する前に適切な施術を受けることが重要です。
片頭痛の施術に関して気になる方は、この後に当院の施術方法をご覧ください。
当院の施術方法について
当院では片頭痛の施術方法として、「ドライヘッド矯正」「鍼施術」「猫背改善施術」などを用いて施術させていただいております。
上記でも記載した通り、片頭痛には複数の要因が存在するため、まずは検査を行い、その症状や状態に合わせた施術方法を選択します。
その中でもご好評をいただいているのが『猫背改善施術』です。スマホ首と呼ばれるストレートネックなどの症状は現代病ともされており、片頭痛の要因の一つとも考えられています。この部分に対する施術を行うことで、片頭痛とともに姿勢不良が軽減され、結果として肩こりの軽減や目の疲れの軽減が期待できる方が多いです。
もちろん、鍼施術やドライヘッド矯正にも独自の利点があり、まずは何が合うのか検査を受けていただくと分かりやすいかと思います。
改善していく上でのポイント
改善のポイントとして、片頭痛は多くの要素が絡んでおり、ひとつの施術だけでは軽減が難しい場合もあります。
自律神経の乱れや生活習慣病が影響していることもあり、いくら施術を行っても日常生活での負担が多い場合には、十分に軽減されないこともあります。したがって、そのような部分へのアプローチとして、施術のプロセスの中で様々なカウンセリングも行います。
生活習慣や食生活、身体的な原因と精神的な原因に対するアプローチが一緒に進むことで、症状が軽減していくことが期待できます。カウンセリングは無料で実施しているため、施術と並行して日常生活を見直すことが、症状の軽減において非常に重要な要素となります。